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筋肉の動きが信号に

PALスイッチ商品説明

開発について

商品の開発にあたってアドバイスを頂いた 聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 言語聴覚学科 学科長・教授 柴本 勇

摂食嚥下リハビリテーションとは?

 

摂食嚥下リハビリテーションは、摂食訓練と基礎的嚥下訓練に分けられます。

摂食訓練は、食物を使って実際に食べながら機能改善を促したり、環境設定をしながら安全な食事を摂取できるようにする方法です。
基礎的嚥下訓練とは、飲み込みに関係する器官の運動範囲、力などをより健常者に近づけることによって、安全な食事摂取やより健常者に近い食物を食べられるよう目指すリハビリテーションです。

基礎的嚥下訓練

 

摂食嚥下リハビリテーションが本格化した1980年代は、「とにかく安全に口から食べよう」と摂食訓練を中心に活動がされました。

その結果、多くの方々に食事の楽しさを再び味わっていただくことができるようになりました。
同時に、基礎的嚥下訓練の重要性も理解され、飲み込みに関わる器官の運動機能の向上や知覚の改善に対するリハビリテーション法が開発されました。

舌骨上筋群の重要性

 

舌骨上筋群(下図)は、人が食べる上で大切な役割をします。

  • 舌を動かす上で、縁の下の力持ち的な役割をします
  • 噛む時にあごを動かします
  • 飲み込むときに候等(喉仏)を上に引っ張りあげます

これらの1つでも欠けるとうまく食べられなくなります。

年齢を重ねるとうまく食べられなくなりますが、その1つの原因が舌骨上筋群の筋力が衰えることです。

商品の開発にあたってアドバイスを頂いた 聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 言語聴覚学科 学科長・教授 柴本 勇

出典元:Neil S. Norton著(2014)
ネッター頭頸部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス 原著第2版』(前田健康監訳)
医歯薬出版株式会社
127-128ページより引用

舌骨上筋群をどうやって鍛えるか?

 

舌骨上筋群を鍛える方法は数々開発されています。

横になった状態から頭を上げることによって鍛える(Shaker法)

  • 口を大きく開く
  • 電気刺激をする
  • 筋電バイオフィードバック法

このうち、実際に食べると同じ状況で練習できる方法が、筋電バイオフィードバック法です。

そのような背景から、アメリカではリハビリテーションに多く用いられてきた方法です。

筋電バイオフィードバックに適した機器とは?

 

  • 操作が簡単
  • 視覚的フィードバック・聴覚的フィードバックなど感覚的に自身の状態がわかる
  • 安価
  • 確実に筋の活動を表す

これらの条件が整った機器が、全ての年齢層を網羅する摂食嚥下リハビリテーションで行う筋電バイオフィードバック法に適した機器といえます。

筋電バイオフィードバック法を用いた
摂食嚥下リハビリテーションは?

 

普段食べている状況で、自身の食べ方を自身で知り、よりよい状態を維持しながら練習を行うことができます。
また、介助する側にとってみたら、今のは十分な飲み方だったか不安が募るものです。それを都度確認しながら介助できる方法として、舌骨上筋群バイオフィードバック法は有効です。

これらのことができる機器として、PALメーターを開発いたしました。

【PALメーターをつかってみて】

 

  • 自身の飲み込みを確認しながら食べられる
  • よい状態が自身で感覚的に理解できる
  • 介助者が嚥下したかがわかる
  • 「強く飲んで」という個々の感覚に委ねられているのを数値化できる
  • 本人の調子がわかる